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アルカス

2018-12-27 11:56 失くし物ホラリー占星術(仮題):28年前無くなったお人形さんの行方その8
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こんにちはアルカスです。

 

いつも私のブログを読んでいただき誠にありがとうございます。

 

今から28年前、1990年の夏、引っ越しの最中に紛失してしまったご質問者の宝物、お雛様人形二体セットとサイクリングユッコちゃんは一体誰がどこに持ち去ってしまったのか、今現在はどこにあるのか、2018年の年末に至りこの盗難チャート研究は第8回を迎えましたが、記事の連載はまだまだ続きそうです。いただいたホラリーチャートをじっくり読んでいきたいと思っておりますので、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

28年前の難儀な案件を読み解くにあたり私の力となってくれるのは、17世紀イギリスの天才占星術師ウィリアム・リリーが遺してくれた伝統占星術不朽の名著にして偉大な教科書「クリスチャン・アストロロジー(Christian astrology 以下CAと略します)」この一冊しかありません。

私が手にしている星の配置図の中に、CAが何らかの証明として認めている暗示が一つでもあれば、この記事の中で紹介させていただき、以て事件の全容およびご質問者の知りたいことに少しでも迫れればというのがこの記事のテーマとなっております。

 

 「28年前の引っ越しの最中、無くなってしまった人形達は誰が何の目的で、どこに持ち去ったのだろう。そして今どこにあるのだろうか」

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 今回は前回の「泥棒はその時何歳だったか。若いか、中年か、老人か」について、オリエンタルとオクシデンタルという、太陽の位置から他惑星の位置と距離を測る事で大体の年齢を読む手法を紹介しました。

「もし土星、木星、火星のどれかが泥棒の表示星であるなら、太陽からどれだけ離れているかを見ます。太陽との合からスクエアまでの間に表示星があるのなら、年齢は18歳までです。太陽に近いほど年齢は低くなります。スクエアからオポジションまでの位置ですと、36歳くらいまでです。オポジションから次のスクエアの範囲は45歳くらいまで。そのスクエアからコンジャンクションまでならば72歳。まあ高齢者といったところでしょうか」

CA337ページの一番最初に書かれている文章です。これは太陽より先に上昇し、スクエアくらいまでの間にある惑星は若い人、18歳くらいを表し、特に太陽の傍にあって太陽より先に上昇しているならより若くなる、離れるにつれて年齢は増して行き、太陽とオポジションする直前までが36歳前後だろう、という意味です。

太陽よりギリギリ先に上昇する位置から、太陽とオポジションを形成する直前までにある惑星を「オリエンタル」と呼びます。

太陽とのオポジションを通過し、太陽と重なるまでの間、まるで太陽の背後から近づくような位置にある惑星を「オクシデンタル」、太陽に続いて、王の後を追うように上昇する惑星の事を「オクシデンタル」と呼びます。

オクシデンタルにある星で、太陽とオポジションからスクエアまでの間にあるなら、45歳くらいがリミットで、スクエアから太陽とコンジャンクションするまでが高齢者、72歳くらいまでかな、と述べている訳です。

土星、木星、火星が犯人の象徴星だった場合、オリエンタルだったら若く、オクシデンタルだったら老けてる、とCAには書かれています。

 

では私が本チャートで犯人の象徴と睨んでいる月は、何歳くらいの人物を表しているでしょう。CA337ページ32行目にさらっと記されています。

「月が満ちていくモードなら、その人は若い。欠けていくモードなら年老いている。」

つまり月はオクシデンタル、太陽の後から上昇し、つまり新月後、満月になるまでの枠内にあるなら、その月は若い人を表すんだよと。逆に満月過ぎからどんどん円が欠けていき、新月になるまでの枠、オリエンタルにあるなら月は、中年から高齢人物の表示だと、CAには記されているわけです。ずばり土星、木星、火星とは全く逆です。

本チャートの月は10室、獅子サイン19.33度在です。

太陽が双子サイン0.14度にありますので、月はオクシデンタルにあると言えます。つまり満ちていくモードにあると。

太陽と月は本チャートより6日前、2018年5月15日20時47分に牡牛サイン24.36度で重なり、つまり新月となり、現在上弦の月になるべく、つまり太陽とスクエア・アスペクトを取るべく移動している最中です。

よってこの月が示す人物の年齢は10代後半くらいではないかと、読むと、考えます。

なるほど。

 

念のため、他の暗示も拾っておきましょう。

P337 最終行からP338にかけて

「火星、太陽、金星、水星がアセンダントから10室にあるのなら若年層、サインの始まりにこれらの星があるのならより確実。10室から7室にあるのなら中年。内惑星が逆行しているか、逆行惑星とアスペクト(コンジャンクション?)なら高齢。」 

との説明があります。

本チャートにおいて、火星を除く3惑星は10室から7室の間にあります。特に金星はガイド・ボナッティが固執していた7室のロード=犯人を表すとされる星となっています。

内惑星とは水星と金星の事。

金星は蟹サイン2.09度、土星は逆行し山羊サイン8.14度。180度のオポジション・アスペクトに近づいていますね。メチャクチャ気になります。

別に「アングル在ペレグリン惑星」として私が、容疑者一番手に挙げた「月」を蔑ろにするわけでもないんですが。

金星が中年を表す位置取りで、土星に害されているのが、とってもとっても気になるのです。

 

 

 何で気になるのかと申しますと、

来年まで持ち越させてください(笑)来年になったら続きをすぐ書きます。

 

アルカス