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アルカス

2018-06-09 16:19 失くし物ホラリー占星術(仮題):盗まれた魚/Fish Stolenその9
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こんにちはアルカスです。いつも大変お世話になっております。今回も私の連載記事にご訪問いただき、誠にありがとうございます。心より感謝いたします。えー、回を追うごとに占星術用語の羅列がいよいよ極まってまいりまして、もう全く分からない状態になっておられましたらごめんなさい。多分私の占星術入門講座を受講していただければ、もう全てをお教えさせていただきますので、パーッと視界が開けてくること請け合いです。どうぞご検討くださいませ。宜しくお願い致します。

 

 17世紀イギリス、ピューリタン革命が起こった時代に活躍した偉大な西洋占星術師ウィリアム・リリーの古典占星術の名著「クリスチャン・アストロロジー」から、全35枚の例題ホラリーチャートの中でも屈指の一枚「盗まれた魚/Fish Stolen」のチャート解読は、リリーの魚を盗んだ犯人の外見的雰囲気を探り、捜査に当たっていく第9回となります。

 

「買った魚は誰がどこに持ち去ったのか」「魚の完全回収は可能か」

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リリー先生の購入した魚を盗んだ犯人を表す星として、まず「アングル在ペレグリン惑星」本チャートにそれは一つしかありません木星です。

この木星こそ犯人と、アングル在ペレグリン惑星にリリーが拘った件につきましては、当ブログ記事第8回分で説明させていただきましたので、ぜひご覧ください。

 

そしてもう一つ、中世から現代にかけての占星術師達が泥棒の象徴星としてまず採用するのが「7室のロード」です。

7室とは1室の反対側のハウスですね。恋愛・結婚の質問では目するお相手のハウスとなります。盗難問題では泥棒を表す部屋となります。

この7室を支配する星の事を「7室のロード」と呼びます。具体的には7室のカスプのある黄道サインの守護星です。

本チャートでの7室カスプは蠍サインにありますので、このサインの守護星は火星、よって火星が7室のロードとなり、泥棒を表すもう一つの星となります。

火星は時間のロード(アワー・ルーラー)でもある事から、無視できない重要な星となっています。アングルハウス7室に入っており、蠍サインにあってハウスとトリプリシティのディグニティを保持していますので、大変強力でペレグリンではありません。

 

リリーはこの強い火星が蠍29度50分、残り10分で次のサイン射手に移動する、火星がサインとサインの国境付近にあるのを見て、この様に記しています。

「私は件の漁師がどんな状況なのか調べてみました。7室のロード火星は自身のサイン蠍から離れ、次のサインに入ろうとしていますので、火星と木星によって表されるこの漁師は最近土地を売ったか、あるいは持ち家を離れ、新たな家に引っ越したようです。」

 火星は未だ蠍サインにぎりぎり留まっていますが、実際の犯人はもう引っ越してしまっている、引っ越ししたばかりだ、という読みです。

そしてリリーはそのような人物を一人、見つけます。

「私は該当する人物を一人発見しました。彼はとても良い人で、テムズ川近くに住み、普通の漁師、もしくは海や川に通じており、非常に怪しいです。」

「全てのシグニフィケイターが水サインにありますので、彼は海や川の近く、もしくは魚を盗んだ漁業関係の場所の近くに住んでいなければならず、またとてもその方面に詳しいでしょう。」

犯人を表す星、7室のロード火星と唯一のアングル在ペレグリン木星はいずれも水サイン蠍にあります。これは容疑者が漁師か、漁業関係に詳しい人物であり、海か川近くに住んでいる証明となるとリリーは述べています。

該当する人物、とは最近テムズ川近くの家に引っ越しをした人物を見つけだしたのでしょう。彼はとても良い人、という表現はおそらく木星に当てはまる、木星の人物イメージからくる言葉ではないかと思われます。

リリーは木星を「Gentleman」上流階級という言葉で表した様に、品が良く誠実で寛大、高潔、信心深い、良心的などの、社会的に好ましい人物と見做しています。評判が良い人、というイメージは、やや雑で粗暴なふるまいをする人物を表す火星よりも、より木星に傾くと考えます。

 続いて容疑者である人物の外見をこのようにリリーは表しています。

「犯人の男は漁師。背が高く、がっしりかつぽっちゃりした身体、肌はきめ細かく、赤っぽく黄色っぽい(reddish-yellowish)髪をしていました。」

 人物の外見は火星と木星の影響が交互に表れているような、そんな気がします。「クリスチャン・アストロロジー」84ページ15章『惑星が表す(人物の)姿形。その簡潔な描写』より、木星と火星の項をご覧ください。

木星:陽気な人物。背高くかっこいい。丸顔。目も大きい。血色のいい顔、もしくは白と赤をミックスした肌。眉の間は広い。大体彼の髭は亜麻色(黄色がかった薄茶色)もしくは砂色まじりの亜麻色。

(木星が)水のサインにあるなら感じよく、多少太っていて肉付き良い。

火星:勇敢で好戦的。大体丸い顔で、日焼けしたような、あるいは未加工の小麦色の革のような、生き生きとした良い血色。獰猛な表情。目は黄色くギラギラ輝き、落ち着きなくきょろきょろし、鋭い目つきでもある。

髪も髭も赤っぽい(しかし在サインにより変わってくるのは当然です。水サイン在で自身と同性質の恒星が重なっているのなら、亜麻色もしくは白の輝く髪)。顔に傷痕。広い肩幅。頑丈で強壮な身体。大胆で高慢。人を貶して笑いものにしたり、軽蔑したり、喧嘩、飲酒、ギャンブル、女に目が無い。

木星によって表される人物と火星によって表される人物の見た目、外見、キャラクターが列挙されています。

 「背が高く」は木星によって表される人物の特徴です。「がっしりかつぽっちゃりした身体(thick and full-bodied)」この訳には正直自信が無いのですが、まあ太っているという意味だと思います。太ってるならこれも木星的人物の外見特徴です。木星は水サインである蠍にありますので、感じよく、多少太って肉付き良いという描写もあてはまります。「肌はきめ細かい」美しく健やかな肌を表す言葉ですが白と赤をミックスした肌」つまりピンク色の肌の持ち主は木星が示す人物像とみていいでしょう。

赤っぽく黄色っぽい髪をしていました」火星は赤い星ですので、赤色を守護する星と言われています。イギリスやスコットランド、アイルランドは赤毛の人が他の地域よりもパーセンテージ的に多いようです。何でも総人口の10%くらいいるみたいですね。

向こうの人が赤毛とする髪をネットで色々見てみたのですが…なんか濃い金髪って言った方が正しい気がするんですけど…少なくともオレンジ系と呼ぶべきではないかと私は思います。赤毛…赤という表現は無いと思うんですが、まあそう見える人たちもいるんでしょう。ですので赤っぽく、黄色っぽいというのはほぼ欧米で言われるところの赤毛と考えて宜しいんじゃないかと見ます。この色は「髪も髭も赤っぽい」との記述がある火星的人物の特性と言えるでしょう。

体型や肌は木星が、髪は火星が、それぞれの特徴を持ち寄って完成したのが魚泥棒の犯人と言うか容疑者ということになる訳です。

 

さあ容疑者を特定したところで、リリーはいよいよ突撃体勢に入ります。

「私は治安判事から令状を取り、2月18日日曜迄それを大切に保管し、その後警官(Constable:この時代では治安官)と水夫(Bargeman)を連れ容疑者の自宅に踏み込みました。」

 

わくわくする展開ですが、何やら現代日本人である私にはさっぱりわからんワードだらけです。

治安判事って何?

令状?って捜査令状?被害者リリーが自分で容疑者宅に踏み込んで家宅捜索するの?警官を引き連れて?

 

あの、そもそもの話として、盗難被害に遭ったのなら何でまず警察に届けないのとか思いません?なんでリリーさんが自ら捜査とかしちゃってんの?

いったい当時のイギリスの警察システムってどんな風だったの?

 

調べました、私なりに(笑)

 

そのお話は次回に。お楽しみに。

 

アルカス