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ルナマリー

2019-01-17 14:55 本当にあった”ちょっと不思議な出来事”〜真夜中の病院に訪れた魔空時間の来訪者〜
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こんにちはルナマリーです。

 

今日は私が病院で働いていた時に経験した

”ちょっと不思議な出来事“

についてお話したいと思います。

 

 

今から20年(^◇^;)前のことなのですが、、、

当時、地方の総合病院の内科病棟で3交代制で働いていました。

いまの総合病院はどこも綺麗で立派な建物が多いのですが、

当時は消毒液特有のなんとも言えない”におい”

がただよう暗く重い雰囲気の建物がほとんどで

一歩でも足を踏み入れただけで独特の

”空気の重さ”を感じるものでした。

 

私の職場だった内科病棟では重症の肺炎、喘息、心臓病、

癌などの病気の患者さんが闘病生活を送っていました。

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●”丑の刻”と言う名の超魔空時間

朝から夕方までの日勤帯は検査や処置、面談や面会などで

患者さんも職員も慌ただしく時間が過ぎていきます。

夜勤帯に変わると職員の数も減り、面会も無くなるので

病棟の雰囲気が一気に変わっていきます。

夜の11時〜12時くらいまでは、

眠れない患者さんとお話をしていることがあるので良いのですが、

夜12時を過ぎて日付が変わってくると

時間軸が陰から陽に切り替わる

”丑の刻”と言われる魔空時間がやってきます。

藁人形を使ったセレモニーで有名な

”丑の刻”タイムが始まるわけです。

”丑の刻”は現代の時計で午前1時〜3時です。

その中でも特に魔空時間エネルギーが強いのは

”丑三つ時”という午前1時~1時半の間です。

この30分は”丑の刻”の中でも特に時間の密度が濃厚なので

たびたび”ちょっと不思議な出来事“にに遭遇しました。

 

余談ですが、私が金縛りに合うのはいつもこの時間です。

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●何でも引き寄せるK先輩

その日は霊感がとても強いK先輩と一緒に夜勤をしていました。

このK先輩は病院でも病院以外でも

さまざまな心霊現象に遭遇している方で

いわゆる”心霊現象引き寄せ“系の方でした。

 

K先輩は細身で華奢、大きな瞳が印象的なチャーミングな女性でした。

華奢で愛らしい外見と裏腹にさっぱりした性格で、

患者さんにはとても優しく、仕事もできる素敵な女性した。

頭の回転が早く決断力と行動力を兼ね備えた

クールでスマートなK先輩は私の憧れでした

しかし一旦口を開くと、

「〇〇号室、いるね。」

「今日◽︎◽︎でナンカ変なのついてきちゃったみたいでさ〜肩重いわ〜」

「〇〇さん(数日前に亡くなった患者さん)まだいるみたいだね。」

といった具合に霊感トークを繰り広げ

私達の背筋をぞくぞくさせます。


この先輩が夜勤に入ると

「救急搬送(救急車からの依頼)がやたら多い」

「事故や事件が起こる」

「お亡くなりになる方が多い」

「出産が多い」「発作が起こる人が多い」

私達のいる内科病棟以外にも影響を与えるほどでした。

”Kが夜勤をすると何かが起こる“

”Kが夜勤をすると忙しくなる“

と病院中の職員が震え上がるほどレジェンドパーソンでした。

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⚫︎”丑の刻”に病院で起きた”ちょっと不思議な出来事“

そんなK先輩と夜勤に入った真夜中のことでした。

準夜勤の職員から引き継ぎを受けたあと、カルテをざっと見直し

患者さんたちの様子を確認するため

1つ1つ病室を順番に見回りをしていた時です。

私が見回りをしていると、夜は消灯してあるはずの

デイルーム(患者さんが面会者と談話したり、飲食できるスペース)

に明かりがついていました。

”あれ?誰か眠れなくて雑誌でも読んでいるのかな?“

と思いデイルームの様子を見にいきました。

すると案の定、そこには中肉中背の中年男性が椅子に座り、

マグカップを片手にあくびをしながら雑誌を広げていました。

それは、入院患者のHさんでした。

Hさんは肝臓が悪く黄疸がありました。

黄疸のせいで痒みが強く、

眠れない夜はときどきデイルームで過ごされていました。

 

「Hさん眠れないですか、痒みがひどいですか?」と私が尋ねると

「痒みは薬が効いているから大丈夫、もうちょっとしたら戻るから~」

Hさんは笑って答えました。

Hさんと雑談をしているとK先輩がやって来ました。

「Hさんどうしたのこんな所で?」

「ああ、Kさんか、お礼を言いに来たんだよ…」

「Hさん昨日は大変だったね、ご苦労様でした。」

今日あたりお通夜でしょ、お家にいなくて良いの?」K先輩が言いました。

”え!?家って?退院されたのかな?どういうこと?“

私は事情がわかりませんでした。

「家はちょっとだけ抜け出して来たんだよ。急なこと(別れ)になったから

先生や看護士さんたちにお礼が言えなかったことが気がかりでね。」

H さんは言いました。

”そういうことか‼︎“ようやく私は事情がわかりました。

・・・・・

Hさんは前日、容態が悪化し

そのまま帰らぬ人になっていたのです。

・・・・・

「ああ、もうこんな時間だ、行かなきゃ。

みんなに”ありがとうございました“って言っといて、頼んだよ。」

「Hさん‼︎Hさん!・・・」

もうこの世にいないHさんになにか伝えたかったのですが

うまく言葉が出ません。

”Hさんはもうこの世にいない”

”でも最後の最後にお礼を言いに来てくれたんだ“

そう思うと後から後から涙が溢れてきます。

「こちらこそありがとう、

みんなには伝えておきますね。だから安心してください。」

K先輩は明るく言いました。

「Hさんありがとうございました、ゆっくり休んでください」

私とK先輩はHさんにお礼を言いました。

「もう時間だから行くわ」

Hさんは優しい穏やかな笑顔を見せ”じゃあね“と手を振りながら

暗い廊下の方へ歩いて行き、その姿はすうっと消えて行きました。

 

しばらく私とK先輩はHさんが歩いて行ったほうを見つめていました。

次の瞬間、ナースコールの音で”ハッ“としました。

デイルームの時計の針は午前1時30分(丑三つ時)を指していました。

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●最後に

私は今でも時々Hさんの優しい穏やかな笑顔を思い出します。

少しでもHさんのお役に立てていたかな?

少しでもHさんの気持ちをお支えすることができていたかな?

今頃は生まれ変わって充実した人生を送ってお見えだろうな?

など考えます。

Hさんという人生大先輩からはたくさんの尊いことを学ばせていただき

感謝の思いでいっぱいです。

 

私は病院でもアクシアでもいつもこう思っています。

ご縁を頂いた方の気持ちに寄り添い

嬉しいときはともに笑い

ツラいとき悲しいときはともに涙を流し

喜び・悲しみ・ツラさも・寂しさ

苦しさも一緒に分かち合い

喜びは2倍にツライこと悲しいことは半分にできたら・・と。

そして何よりもご縁を頂いた方の

”幸せを祈る気持ちの強さ”は昔も今も変わりません(*^^*)

一期一会を大切に、皆様の幸せを心から願っております。

インフルエンザや胃腸風邪が流行っております

お体を大事に皆様ご自愛下さいませ。               ルナ・マリー