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2018-12-25 11:00 「日日是好日(毎日が良い日)」になる過ごし方

こんにちは、神実です。

 

「日々是好日」

皆さんは、どう読みますか?

 

「ひびこれこうじつ」でしょうか?

「にちにちこれこうじつ」でしょうか?

「ひびこれよきひ」なんて文学っぽい表現で

読まれる方もあるかもしれませんね。

 

 

元々、「日々是好日」は、「にちにちこれこうにち」と読む禅語で

中国唐代の僧侶、雲門宗の開祖の雲門文偃(うんもん・ぶんえん)が

弟子達に言った言葉として「碧巌録」にエピソードと共に記されています。

 

《原文》

雲門、垂語して云く、十五日已前のことは汝に問はず、

十五日已後、一句を道い将ち来たれ。

自ら代って云く、日々是好日

《訳》

あるとき雲門が修行僧たちに言った。
「これまで(15日より前)のことは訊かない。これから先(15日以後)のことを一句言ってみよ」
しかし誰も答える者がいなかったので、雲門自ら口を開いた。
「日々是好日」

日日是好日は「毎日が良い日」という意味ですが、毎日幸せを感じられる方は、いないでしょう。

主観であっても、良いことも悪いこともあるのが人生。だから、毎日が良い日にはならない。

 

雲門は、「過去のことにとらわれず、良いことも悪いこともある現実の中で、

今ここに生きて在ることに感謝する。そうすれば毎日が好日である。」

そんなことを言いたかったのではないかと思います。

 

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黒木華さん主演、樹木希林さんの遺作となった映画、

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」を観てきました。

 

表千家のお茶を32年習っているので、この映画にとても興味がありました。

 

お茶は、お茶を美味しく頂く為の作法です。

作法とは、“型”です。

お茶の作法とは、お茶を美味しく頂く為の点て方(亭主)、頂き方(客)になります。

お茶の世界を知らない方には、

何だか堅苦しい感じがするかもしれませんね。

 

例えば、お寿司屋さんで握りたてのお寿司を頂くとします。

握りたてのお寿司が美味しそうに見えるのは、何故でしょう。

シャリの照り、新鮮なネタ、そして、職人さんの握る技術と清潔感、

お寿司が置かれる場所の清潔感と雰囲気。全てが揃って、初めて美味しそうに見えます。

いくら技術が良くても職人さんが汚れた制服で握っていたら、

「食中毒大丈夫かな?」って思い、美味しそうに思えないですよね。

美味しいお寿司を頂く時、職人さんが握っている間は、

目で見て、音を聞き、お寿司が出てくるのを待ち遠しく待つ。

そして、出てきたら、目で見て、鼻で香り、手で温度を感じ、舌で味わうといった具合に、

五感全てを使ってお寿司を味わっています。

 

お茶も同じです。

亭主は、客の前でお茶を点てます。

お寿司屋さんの職人さんと同じです。

 

まず、これから使う道具の茶器と茶杓を清めます。

お湯を柄杓で窯からすくい、お茶碗に入れます。

茶碗がお湯で温められて、茶筅をお茶碗の中のお湯に通して柔らかくします。

その間、窯からは、お湯が沸く音がします。

お茶碗のお湯を捨てて茶巾で拭く。

茶器から茶杓でお茶碗にお茶を入れて掃く。

「掃く」とはお茶碗の中のお茶をならして、

お湯を入れた時にサッと溶けるようにすることです。

お湯を柄杓で窯からすくい、茶碗に注ぐ。

いよいよ、茶筅でお茶を点てます。

茶碗の中には泡の部分と緑のお茶の部分で美しい景色ができています。

お茶を点てたら、客の方にお茶碗を出します。

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これは、プレゼンテーション。

客は、この作法で早く美味しいお茶が飲みたい気持ちがピークに達しています。

 

作法は、型ですが、ここに“心”を込めると最高のおもてなしになります。

 

“心”は、道具や掛け軸、飾るお花などに季節感やその時のテーマを

取り入れた組み合わせで客を楽しませる亭主の心遣い。

それに加え美味しいお茶を点てることに集中すること。

そして、それに応え、季節感やテーマを感じながら、

客も冷めないうちに美味くお茶を味わう。

この双方の息が合ってこそ美味しいお茶が頂ける。

このように息が合うようにする為に、作法が必要になる。

作法があることで、ゆったりした雰囲気でお茶が楽しめるのです。

 

亭主と客、お互いが協力し合って、美味しいお茶を楽しめることに感謝する。

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それは、雲門の「過去のことにとらわれず、良いことも悪いこともある現実の中で、

今ここに生きて在ることに感謝する。

そうすれば毎日が好日である。」に通ずるものがあるのではないかと思います。

 

 

映画では、

「五感を使って、全身でその瞬間を味わう。」

「毎年、同じことができるってことが幸せなんだなぁ。」って思う。

というセリフで表現されていると思います。

 

「お茶はかたちなのよ。まず形を作っておいて、後から心が入るものなのね。

自分の手をしんじなさい。」と樹木希林が教える。

 

これは、映画のテーマのひとつでもある

「世の中には、すぐわかるものとすぐにわからないものの二種類がある。

すぐにわからないものは、時間をかけて少しずつわかってくる。」こと。

 

すぐにわからないことがあっても、毎日を精一杯生きていく。
その積み重ねがあなたの毎日を好日にしてくれる。

明日が見えない状況におかれていても、精一杯生きたその日は好日なのです。
そして、その一日一日はあなたにとって二度とこないかけがえのない一日なのです。

その繰り返しで、時間をかけて少しずつわかってくることがある。

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毎日を好日にできるかどうかは、あなたの心がけ次第。

そういうメッセージのある映画でした。

ストーリーは、心に響く映画でしたので、ご覧になって確認してください。

 

みなさまの毎日が「日日是好日」でありますように。

 

 

電話占いアクシア神実でした。

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