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2017-09-06 16:05 朱龍先生のブログ~霊視<異界と繋がる不思議>

 

こんにちは。

電話占いアクシアの朱龍です。

 

 霊感11

 

久しぶりにアクシアで、

ブログを再開させて頂くことになりました。

またご愛読下されば、幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

このブログでは

これまで鑑定させて頂いたお客様とのお話から

その都度テーマを選んで綴っていきたいと思っています。

 

 

鑑定の中でお客様から、

「霊視ってどういう風にみえるのですか?」

とよく質問されます。 

 

私の場合、

鑑定前に必ず対象となる

相手の実名を漢字でお聞きして、

その文字を依り代として具体的に

色々なものや現象が浮かんできます。

 

愛称やカタカナ、偽名で鑑定していても、

何か違和感を感じますし、

はっきりとした像が結べません。

 

 

なぜ名前!?

しかも漢字(実名がひらがななら、

そのままで構いません)なのかは、

また別の回で改めて記述していきますが、

名前という運命的なもの

個として最も強靭な依り代があるからこそ

その方と異界へ繋がれるのではないかと思っています。

 

 

異界というと、この世でない世界のことですが、

電話口の目の前の「今」のご本人だけではなく、

時空を超えて、過去や未来の「その時」の

当人を視るのですから、確かに異界だと思います。

 

 

私は何か時空のずれた光景を目にするとき、

同時にいつもその次元のその場所の

匂いや音も拾ってしまいます。

 

 

東日本大震災の時も、

福島県に住む方との鑑定中に不動産についての相談があり、

その方が県内の地番を読み上げたとたん、

突然、時空をこえて、泥のような生臭い濁流の臭い、

水にのまれる木造の家屋や材木の粉々になるキナ臭いに包まれました。

追って、ゴォ~という耳をつんざく爆音がとどろき、

「もしもし・・」と電話口から声をかけられるまで、

何が何だか全く分からない放心状態に私自身陥っていました。

 

世間が予想だにしなかった大地震や津波がおきたのは、

それから1週間後のことでした。

 

こうしていつも私は、予期せずなんの前触れもなく、

異界へ繋がっていくことがあるのです。

 

 

最近では、あるお客様からの突然の電話で、

 

異界の人達からの

せつないメッセージを受け取りました。

 

相手はお医者様で、

ある専門のセミナーを受けに

T市に行かれた時のことです。

 

もともとひときわ霊感に優れた方で、

その日も周りにたくさんの人が

集まっていたにも関わらず

彼女ひとりが別の次元の世界を

覗いてしまわれたのです。

 

 

「先生、凄く・・・怖いんです・・・

      気分が悪いし・・・どうしてこんな・・」

 

 

と話すのがやっとの状態で、

電話はそのままザァーザァーという風のような

電子音に邪魔され、聞こえなくなりました。

 

 

夜、ホテルに帰った彼女から

やはり電話がありました。

 

私と少し話した後、

落ちつきを取り戻し、

入手した塩でお清めをして、シャワーをあび、

その日は彼女もどうにか床につけたようです。

 

 

後日、

どうしても気になってネットで調べた彼女から

また電話がありました。

 

 

電話口から彼女と繋がった私が視たのは、

まさに異界と言える世界でした・・・・。

 

 

それは、かすみがかったような黄色い電球のもと、

 

包帯をぐるぐる体に巻き付けた

木製のベツトに横たわる人の群れ、

 

カーキ色の軍服を着た軍人、

 

その中をあわただしく動き回る血で

茶褐色に染まった白衣を着た人達の姿でした。

 

次に私を取り囲んだのは、

鼻を衝く消毒剤の臭いと、

すえたような黴臭い空気の匂い

血や錆びた金属の臭いなど

様々なものが絡み合ったなんといえない

逃げ出したいような悪臭でした。

 

 

彼女が研修に行った場所は

ガラス張りの白い瀟洒な建物で、

近代建築の粋を集めたような

国際的な会合も開催される国立大学病院です。

 

しかし、ネットによるとそこは一昔前、

傷痍軍人を大量に収容するための

木造の療養所があった場所だったのです。

 

 

私達が視た光景は、

まさに戦時中または戦後の当時の療養所

そのものだったといえます。

 

それならば、

現実の研修ホールの講義の向こうに、

 

時空を超えて、

画像が重なるように当時の病室の中で

うごめく人々を視てしまったのも、うなずける話です。

 

周知のように当時の療養所とは名ばかりで、

治療する薬も不十分で、養生するにも焼夷弾で

壁は崩れ、鼠は巣くい、ほこりは舞い上がり、

痛み止めや食べる物さえ事欠いたといわれています。

まして衰弱した人々に感染症がひろがり、

結核が蔓延しても隔離する場所さえなかったといわれています。

 

 

霊感12

 

現代の私達には、想像だに、

できない過去の現実ですが、

 

そこにしか居場所のなかった人達は、確かにその時、

その場所に存在していたのです。

 

多くの人達から

忘れ去られようとしている

「過去」の記憶が、

「土地の記憶」となって、

現代の私と彼女に

視えてしまったのでしょう。

 

 

後で

「先生、はっきりと聞こえたのです。」

と彼女は言いました。

 

確かに私にもその言葉は聞こえました。

 

たった2文字の言葉、

    「無念」という想い(言葉)でした。

 

 

毎日なにげなく通り過ぎていく日々の中に、

一度も会ったことも、

話も交わしたこともない人達からの、

重い言葉に触れることが、

時に、私に今を生きることへの

[気づき]となって響くことが多くあります。

 

 

幻惑のようなカタチで視たそれらの人達は

「無念」というしかない想いで多くを語ることもなく

亡くなって行かれたことでしょう。

 

 

人はこの世に生まれ、生き、

すべていつかは亡くなっていくものです。

 

 

これだけは皆平等に、例外なく訪れる宿命です。

 

でも、誰しも、忙しい時間を過ごしていると、

その大原則を忘れてしまう時があります。

 

 

何が「今」の自分にとって「大優先」なのかが、

ふっと分からなくなる時があります。

 

 

しかし「今」がある私達は

どんな「今」でありたいかを

自分で選択できる自由と命を持っているのです。

 

 自分の人生を自分で掴める事ができる!

 

有り難いとおもいませんか?

 

素晴らしいことだとおもいませんか?

 

 

 

明日、何が起こるかを、この世の生物にはわからないのです。

世界中の情勢がきな臭い状況になりつつあります。

それでなくとも病気や事故など日常に

危険がいっぱいの中で、

私達は「今」を生きているのです。

 

そんな中でも、私達ができることは、

「今」をどういきるかを選択できることです。

 

だからこそ、何を最優先に生きるかを、

今こそ真剣に考えるべきだと思うのです。

 

 

明日は今日を飛び越えてはやってきません。

恋愛しかり、仕事しかり、夢への実現しかりです。

納得して今日を生きれば、その延長線上に明日があり

未来へと続いていくのです。

 

 

人生の「最後の言葉」が「無念」にならないように、

気を引き締めて、決して惰性にならないように、

霊視や異界との繋がりを通して

生きていくことを戒められたように私は感じました。

 

またこの仕事を通して、

皆様から学ぶことに、本当に感謝しているのです。

 

 

長い文章を最後まで読んで下さり

本当に有難うございます。

 

では、また次回、よろしくお願いいたします。

 

霊感13

 

占い師朱龍でした。

 

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